複雑相互作用を考慮した多ホスト-多パラサイト系の共進化動態による生物多様性・ 遺伝的多様性維持機構の解明

伊東 啓
(長崎大学 熱帯医学研究所 講師)

2016年6月1日水曜日

国体とライフゲーム

国体長崎県代表アイスホッケーチームの練習に行ってきました。
長崎県内にはスケートリンクがないので、福岡までいかなくてはなりません。
しかし長崎大学アイスホッケー部の練習とジョイントしており、活気ある楽しい練習でした(赤い服のGKが私です)。



私は第70回、71回の国体予選に静岡県代表として出場していますが、今年は二つの県で出場資格があります。
国体の代表になるには、「住所の所在県、職場の所在県、卒業した中学校のある県(ふるさと登録)」のどれかであればいいので、私は第72回国体では長崎県と静岡県で出ることができるわけです。召集されればの話ですが。


県の対抗や、地域の対抗戦を空間的に演出したものに、ライフゲームを応用したものがあります。
(以下に動画)
https://www.youtube.com/watch?v=Y_hG3kCsaYo&spfreload=5&noredirect=1
http://www.nicovideo.jp/watch/sm766671

これは空間的な種間競争を再現したもので、増殖と死亡(ちなみに細かいことを言うと、ここでは空き地が無いため、捕食されることによる死亡と思われます)を繰り返しながらどの種が空間を埋め尽くしていくのかシミュレーションするものです。
我々が用いるものの格子モデルと同じようなもの(というか同じ?)だと思います。


この動画はにこにこ動画では「侵略シリーズ」と名づけられ、
「うわー、俺の家が○○県から■■県に飲み込まれたー!」
「私の県消滅したんだけど…」
などとコメントしながら楽しむものっぽいです。

私はこれを最初に何で見たのか思い出せませんが、結構昔に見た気がします。
このような格子空間モデルの面白いところは、

複数の種が同じ増殖率・同じ死亡率であったとしても、【最後は一種しか生き残らない】

ということでしょう。そのため、かならずこの対抗戦には終りがあります。
逆に言えば、普通にやっても

【モデル上で多種共存は再現できない】

ということです。
実は世の中こんなに多様なのに、モデル上で多種共存を再現するのは結構大変なんですね。


そこで、例えば地点の一つ一つに特徴を与えたりすることによって多種共存が再現されたりします(論文http://www.nature.com/articles/srep15376)。

いつか本戦行ってみてぇ~。

1 件のコメント:

  1. 練習するアイススケートリンクが無いのは、大変ですね。8月のセミナー、よろしく!
    財団の中原でした。

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